日本維新の会は1日に就いた吉村洋文新代表のもとで党勢立て直しを狙う。大阪の自治体首長が党首になるのは橋下徹、松井一郎の両氏以来だ。母体となった地域政党「大阪維新の会」を基盤としながら、国政での政策実現や2025年の参院選に向けた野党間の選挙協力を探る ...

生成AI（人工知能）の普及を背景にグーグルやアマゾンなど米ハイテク企業によるデータセンターの建設が相次ぎ、それに用いられるエヌビディアの高価な半導体が飛ぶように売れている。しかし、AI半導体ブームは一種の「バブル状態」ではないだろうか。そのバブルが世 ...

人手不足を背景に、医療分野へのロボット進出が進んでいる。2024年には複数の人工知能（AI）・ロボットに関するスタートアップが多額の調達を成功させた。介護やリハビリを補助するサポートロボット関連では米マイクロソフトや米オープンAIなども出資している。

第2次トランプ政権の発足まで1カ月あまりとなった。就任前から中国やカナダ、メキシコへの追加関税を表明し、主要閣僚には「米国第一」に忠誠を誓う面々がそろう。トランプ氏が再び率いる米国に世界はどう向き合えばいいのか。日本、アジア、欧州の識者が展望する。冷 ...

「天下の台所」と名をはせた大阪は近代以降も大衆文化の発信地でありつづけた。食からエンターテインメントに至るまで幅広い分野で創意工夫がなされ、人を楽しませる新しいビジネスを生んできた。【関連記事】95年前の1929年、梅田に阪急百貨店（現阪急うめだ本店 ...

グロービス経営大学院は、オンラインで手軽に経営学修士号（MBA）の基礎知識を学べる入門講座の受講者数を2027年度までに24年度比3倍の3000人規模に増やす。経営系の専門職大学院への進学者数は全国的に頭打ちになっている。MBA進学には至らないものの ...

戸籍の氏名に読み仮名を記載する来年5月26日施行の改正戸籍法に関し、事務を担う地方自治体に困惑が広がっている。施行に合わせた全国民への読み仮名通知が近づく中、職員の負担増や必要経費の膨張が見込まれることに不満が噴出。難読の名前をどこまで許容するかの基 ...

能登半島地震から11カ月となった1日、石川県の被災地では、住民が冬の寒さや雪への不安を漏らした。地震発生時刻には、犠牲者を悼む姿も見られた。地震と9月の豪雨で被災した輪島市町野町では雨で冷え込む中、県内の大学生が炊き出しをした。地震で自宅が傾いたとい ...

幼児期から大学まで、教育や子育てには様々なお金がかかる。どの部分を公費で無償化すべきなのだろう。この点に関する人々の意識を調査した千葉大学の白川優治准教授に寄稿してもらった。子育て支援の拡充や教育費負担の軽減が政治的・社会的課題として顕在化するなかで ...

与野党の政治改革の責任者らは1日のNHK番組で、自民党派閥の政治資金問題を受けた政治改革を巡り議論した。自民党の田村憲久元厚生労働相は「第三者に議論してもらう方が政治基盤としての政治資金を国民に適正に判断 ...

国際政治学者で東京大名誉教授の猪口孝（いのぐち・たかし）氏が11月27日に発生した東京都文京区の自宅火災で死去した。警視庁が1日、現場で発見された遺体の身元を猪口氏と確認した。死因は焼死。80歳だった。国際政治の分野で活発な研究・言論活動を続けた。妻 ...

日本経済新聞社は11月15日、大阪発刊100周年を記念し、作家の安部龍太郎氏による講演会を大阪本社で開催した。「大航海時代の日本と大阪」と題した講演の要旨は以下の通り。先日、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏との対談で「やっと世の中が安部さんに追い付 ...